創業に関する基礎知識

カフェの開業ってどうなの?実態調査を抜粋

須賀川市の開業される業態の中でも件数が多い部類に入るカフェ・喫茶店事業。コーヒー・カフェのブームはここ数年続いてるけど実際のところ売上や利益の構成が気になる開業予定者さんもいるのではないでしょうか。この記事では厚生労働省や健在産業省が行ったデータなどを元にカフェ・喫茶店事業の実地について解説いたします。

喫茶店の軒数

平成30年に経済産業省によって発表された平成28年度経済センサス活動調査によると、福島県で営業を行う喫茶店の軒数は402件となっています。福島県の当時の人口は1,919,680ですので、福島県では4,775人に1件の割合で喫茶店に分類される店舗があることになります。
全国でみると店舗数は67,198件で当時の人口が127,707,259の為、1,900に1軒の割合になります。

東北6県の件数と割合

県名 喫茶店 店舗数 人口 割合
青森県 434 1,308,707 3,015
岩手県 375 1,264,329 3,372
宮城県 533 2,312,080 4,338
秋田県 233 1,015,057 4,356
山形県 266 1,106,984 4,162
福島県 402 1,919,680 4,775

福島県は喫茶店の軒数では3番目に多いですが、人口に対しての割合で見ると東北6県の中では1番少ないであることが数字で見て取れます。

平成28年度経済センサス活動調査

喫茶店と飲食店営業施設の違い

福島県の喫茶店店舗の施設数をみて実際感じている店舗数より少ないと感じた人もいるのではないでしょうか? これには喫茶店と飲食店営業施設区分の認識が影響しています。
喫茶店とはコーヒーや紅茶・菓子類・軽食(トースト程度)などをお客に対し提供する飲食店をさします。
近年のカフェと一般的に認識されるお店のようにパスタや凝ったフードメニューを提供するスタイルは飲食店として分類されています。

喫茶店営業の範囲
・飲み物のみの提供
・簡単な調理(トースト程度)で軽食を提供
・ケーキなどの菓子類(アイスやかき氷なども含む)の提供

飲食店営業・カフェの範囲
・食事のメニューを用し、厨房にて調理・提供し、食べた人からお金をもらっているスタイルの形態

・メニューにパスタやオムライス・サンドイッチ・アルコールなどがあるスタイル

喫茶店の市場規模

日本全国の喫茶店の市場規模の推移をみると、平成20年以降、平成25年までは 10,500億円程度で保たれているが、昭和60年に比べると 約17,000億円からの大幅減となっています。しかし、一時は10,000億円割れ確実といわれていた喫茶店市場は近年のコーヒーブームで平成29年には11,358億円まで回復してきています。(日本フードサービス協会調べ)

コーヒーの市場

近年のコーヒー・カフェブームによってコーヒー業界の市場は伸びています。コーヒーの購入金額(喫茶店やカフェなどでコーヒーを飲んだり、小売店などでコーヒー豆を買うなどした数字の総額)は全日本コーヒー協会の調査によると29,000億円と算出されています。

市場の比較

喫茶店の市場が近年盛り返してきてはいるが、コーヒーの市場規模に比べると半分以下になっています。これはコーヒーを飲むもしくはコーヒ豆を購入するシーンが多角的になってきてるといえます。スターバックスやタリーズなどのカフェスタイルのコーヒーショップや、コンビニやファストフード店舗での販売など、今や喫茶店以外の場所でもコーヒーを楽しむことができます。

飲食店営業許可か喫茶店営業許可か

オーソドックスな喫茶店の開業であれば喫茶店営業許可で可能ですが、市場の動向でみると、近年盛り返してきてるとはいえ、喫茶店の市場は減少の傾向にあるといえます。一方飲食店営業許可が必要なカフェの市場は伸びています。とはいえ実態はスターバックスを筆頭にした大手チェーン店の占める割合がとても大きいのが現実です。ニッチな市場になりつつある喫茶店スタイルでの起業かライバルの多いカフェスタイルで勝負するか、中長期を見通した経営判断が求めらえる業界であります。

須賀川市では創業や起業など新規事業の立ち上げをサポートいたします。
まちづくり会社「こぷろ須賀川」を窓口とし、市役所・商工会議所・金融機関と連携したサポートを行いますのでお気軽にご相談ください。
まちなか出店サポートセンターの詳細はこちらから
>http://sogyoshien.jp/lp/index.html

 

 

 

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