創業に関する基礎知識

創業・創立・設立の違いとは?

起業をすると、webサイトや各資料などに会社概要や沿革など設立に関する情報を公開する機会が増えます。その際に迷うのが創業・創立・設立の違いです。同じような言葉ですがその違いを正しく理解し、正確に使い分けられるようにしましょう。

創業・創立・設立それぞれの意味

・創業

創業とは事業を始めることです。

個人事業主、法人のどちらであっても事業を開始した日が創業日になります。創業100年、創業寛永二年などと使われる場合は会社の設立ではなく事業を始めたタイミングを表していることになります。

・創立

創立とは組織や機関を立ち上げることです。

組織や機関を初めて立ち上げたタイミングを指します。登記する以前に組織として活動をしていた場合などは創立を使います。

・設立とは

商業や法人を登記することです。

設立とは事業の開始に関係なく、登記申請を行うことを指します。登記申請を行なった日が会社の設立日となります。

 

個人事業主は設立?開業?

個人事業主の場合、登記申請を行う必要はありません。所管の税務署に開業届を提出することで開業することができます。
個人事業主の場合は正確には設立ではなく開業となりますが、設立と書いて罰せられるなどはありませんので、開業、設立を様式に合わせて記載しましょう。

設立日の決め方

会社の設立日はどのように決めるのでしょうか。またどのような点に注意が必要なのかまとめました。

設立日

会社の設立日は法務局に設立届けを提出し受理された日になります。登記が完了した日と誤解していることもありますので注意しましょう。

不受理に注意

登記日関しては、受理されることがポイントです。法務局に資料を持っていったり送付しても書類の不備によって受理されない場合もあります。その場合は再度資料を揃え提出し、受理された日が設立日となります。

窓口と送付、オンラインの違い

登記の申請方法には「窓口での申請」「郵送での申請」「オンラインでの申請」があります。提出方法によって会社の設立日が以下のように異なるので、注意しましょう。 

  • 窓口で申請した場合の設立日……法務局に申請書を提出した日
  • 郵送で申請した場合の設立日……法務局に申請書が到着した日
  • オンラインで申請した場合の設立日……登記・供託オンライン申請システムから申請を行い、申請先の登記所等にデータが受理された日

 

沿革とは

会社のwebサイトやパンフレットなどに記載する沿革。沿革とはどういった意味で何を記載すればいいのでしょうか。

沿革

「沿」は前に因って変わらない、「革」は旧を改め新しくする意》物事の移り変わり。今日までの歴史。変遷。 

(コトバンク)

沿革とは会社の歴史、どのような経緯で現在に至っているかを表すものです。

例)

2000年 須賀川商店開業
2005年 株式会社須賀川に商号を変更し法人設立
2007年 郡山営業所開設
2010年 白河営業所開設
2015年    郡山営業所を株式会社郡山として法人設立
2019年 現在に至る

 

設立日の決め方

設立日を決める場合、考慮する点は2つあります。

節税

資本金が1000万円未満の会社を新設する場合、1期目、2期目の消費税が免除されます。設立日と決算日をできるだけ離すことで、免税のメリットを多く活かすことができます。
日本では期末(決算月)を3月にし、新会計年度を4月にする会社が多いです。これは学校や行政などの慣例に合わせることからそうすることが多いようです。
仮に会社を1月に新設し、決算月を3月にした場合、初年度はわずか3ヶ月しかありません。4月に新設した場合は12ヶ月が初年度の免税期間になります。このように設立日を節税の視点から考えることも必要になります。

縁起のいい日

日本人は新しく何かを始める際に縁起を担ぐ慣習があります。暦注などです。暦注とは、暦の吉凶を表す事柄で大安や仏滅などの「六曜」などです。

会社設立において暦注で好ましいとされる日

大安

旅立ち・移転・開店・結婚など、万事に吉とする日

(コトバンク)

一粒万倍日

一粒の種子をまけば万倍になって実るという意味から,種まき,貸付け,仕入れ,投資などを行えば利益が多いとされる日。

(コトバンク)

天赦日

四季に各1回ずつある、天がすべての罪を許すという最上の吉日。春は戊寅(つちのえとら)、夏は甲午(きのえうま)、秋は戊申(つちのえさる)、冬は甲子(きのえね)の日。

(コトバンク)

巳の日

巳の日は、芸術・財運を司る『弁財天』と呼ばれる神様と縁のある日と言われ、「金運・財運」に縁起の良い日。

(wikipedia)

 

まとめ

創業・創立・設立は同じようでそろぞれの意味があります。ビジネスマナーとして正しく理解し使い分けましょう。 設立日は六曜以外にも末広がりの8がつく日を選んだり、誕生日、記念日に合わせるなど様々な決め方があります。
会社のブランドイメージを考慮し、しっくりする日を選びましょう。

 

 

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