開業・出店数ランキング|競合が多い人気の事業は?

新規出店、開業を考える際に意識したいのが、競合の状況です。競合とは競い合うことを意味し、競合他社とは、 同じサービス、、同じ消費者をターゲットとしているライバル店を指します。例えばラーメン店の場合、広義で考えると飲食店が競合になり、狭義だと他のラーメン店となります。
同じ出店エリアに競合がいると、ターゲットなる顧客を奪い合うことになり、売り上げも取り合うこととなります。
事業を展開する地域における一定の事業・サービスに対する消費額はおおよそ上限があるので、競合が多いとそれだけ事業の難易度が上がります。
顧客にとって他店より魅力、メリットが無いと自店に呼び込むことができません。
この記事では近年の事業別出店数上位を紹介します。
自身が出店を考える事業が入っている場合、競合過多の場合もありますので、事業計画を考える参考にしてください。

2019年〜2021年の新規開業数

まずは2019年から2021年の全国、全業種での新規開業数になります。(NTTタウンページ株式会社 調べ)

2019年 2020年 2021年
新規開業件数 84,329件 83,393件 51,539件

コロナウイルス感染拡大前から感染拡大中の時期になりますので、2019年、2020年の8万件を超える新規開業数から、2021年度は5万件強へと大きく新規開業数が減っていることが数字から読み取れます。

業種別新規開業数

次に全国の業種別の新規開業数のランキングになります。(NTTタウンページ株式会社 調べ)

順位 2010年 2019年 2020年 2021年
業種分類 新規開業件数 業種分類 新規開業件数 業種分類 新規開業件数 業種分類 新規開業件数
1位 居酒屋 約8,350件 コンビニ 2,797件 不動産取引 2,197件 不動産取引 1,359件
2位 美容室 約7,800件 飲食店 2,065件 美容室 2,167件 美容室 1,215件
3位 不動産取引 約7,500件 不動産取引 2,031件 居酒屋 2,117件 在宅介護 1,115件
4位 スナック 約5,600件 美容室 1,975件 飲食店 1,996件 飲食店 1,036件
5位 在宅介護 約5,400件 居酒屋 1,943件 在宅介護 1,849件 薬局 968件

10年前と比べての変化や、コロナウイルスの拡大状況によっての業種ごとの変化も読み取ることができます。

居酒屋・・10年前には8,000件以上の開業があった居酒屋業態は、2021年にはランキングに入らないほど減少しました。これは政府や自治体における飲酒や宴会の制限、顧客の自粛が強まっている中、新規に開業するリスクを鑑みて制限されたためでしょう。

飲食店・・同じように飲食店も2019年の2,000件強から2021年では1,000件強と半減しています。
外食の自粛や、自粛期間中の中食の需要の拡大、生活スタイルの変化なども影響したと考えられます。

全国的に見ると2021年時点でも大きく新規開業数は減少傾向にあり、さらに2022年、2023年もさらに影響があったことが想像できます。
国や自治体の統計などが発表になった際には、新規開業数や廃業数を換算した、事業所数の数位を把握して自身が開業を考えている業種の現状を把握しましょう。

須賀川市の事業所数

須賀川市の事業所数は市の統計から確認することができます。最新の令和3年版統計においては、平成28年時点の事業所数が最新情報となっています。

平成28年時点での飲食店の事業所数は約300件となっていて、人口7万5千人として計算した場合、1,000人あたりの飲食店数は4となります。これは厚生労働省の「衛生行政報告例」による、全国の都道府県と比較した場合、低い部類に分類されます。

比率だけ見るとまだ出店の余地があるように見受けられますが、都市部の繁華街などはスナックやバーなどの事業所も多いことから比率も高いことも考えられます。

商圏に対する競合数も把握して事業計画を考えましょう

限られた商圏の中で競合が多数ある場合は相互に顧客の奪い合いなることは必至です。顧客におけるメリットや自事業所の強みの打ち出しや、アナログでの商圏からデジタルの商圏に広げて、全国から集客するなど、商圏や競合も意識した事業計画を策定し、新規開業に備えましょう。

 

須賀川市の創業、出店に関する相談窓口

須賀川市 経済環境部 商工課 創業支援担当

対応内容
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