「他のお店にはない、オリジナルの看板商品を作りたい」 「須賀川のお土産として喜ばれるパッケージを作りたい」
そんな事業者の方にぜひ知っていただきたいのが、この「地域ブランド力活用事業補助金」です。
須賀川市といえば、特撮の神様・円谷英二監督の故郷。この補助金は、ウルトラマンなどのキャラクターや、市のマスコットキャラクター「ボータン」、あるいは須賀川の特産品といった「地域資源(ブランド)」を活用して、新しい商品やパッケージを開発する費用を支援してくれる、非常にユニークで魅力的な制度です。
本記事では、対象となる取り組みや、本補助金最大の目玉である「ロイヤリティ(版権使用料)の全額補助」について詳しく解説します。
1. 補助金の概要と「地元発注がお得」な仕組み
この補助金は、新商品の開発にかかる費用や、パッケージ(包装紙など)の制作費をサポートしてくれます。 そして最大の特徴は、「須賀川市内の業者に仕事を発注すると、補助率がアップする」という仕組みです。
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補助上限額:最大40万円(※ウルトラマン等活用の場合。対象事業により上限が異なる場合があります)
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補助率(商品開発費やパッケージ制作費など):
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須賀川【市内】の業者に発注した場合:2/3 以内
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須賀川【市外】の業者に発注した場合:1/2 以内
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💡 編集部からのアドバイス
例えば、新しいお菓子のパッケージデザインや印刷を依頼する場合、市内の印刷会社やデザイン会社に依頼した方が、より多くの補助を受けられます。地元の企業同士で連携して須賀川を盛り上げる事業計画は、審査の面でも高く評価されやすいポイントです。
2. どんな事業が対象になるの?
主に以下のような「須賀川のPR・イメージアップに繋がる取り組み」が対象となります。
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ウルトラマン等のキャラクターを活用した新商品・新パッケージの開発
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例:ウルトラ怪獣をモチーフにしたパンやスイーツの開発、ウルトラマンがデザインされた贈答用箱の作成など。
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須賀川市キャラクター「ボータン」や、市のシンボルマークを活用した商品開発
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例:ボータンのイラストを入れたエコバッグや地元野菜のパッケージ作成など。
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須賀川市の歴史、文化、農産物などを活かした地域ブランド商品の開発
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例:地元産の規格外きゅうりを使った新しいドレッシングの開発など。
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起業のタイミングはもちろん、すでに事業を営んでいる方が「新しい柱となる商品」を開発する際にも活用できます。
3. 【最大の目玉】ロイヤリティ(版権使用料)が「全額補助」に!?
ウルトラマンなどの有名なキャラクターを商品に使う場合、通常は権利元(円谷プロダクション等)に対して「ロイヤリティ(版権使用料・ライセンス料)」を支払う必要があります。
「キャラクターを使いたいけれど、使用料が高くて手が出ない…」と諦めてしまう小規模事業者も多いのですが、須賀川市のこの補助金には驚くべき特例があります。
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ロイヤリティへの補助:上限10万円まで「10/10(全額)」補助!
なんと、商品開発に伴うキャラクターの使用料を、10万円までは市が全額負担してくれるのです。これにより、有名キャラクターを自社の商品に起用するハードルが劇的に下がります。これは「特撮のまち」を掲げる須賀川市ならではの手厚いサポートと言えます。
4. 申請に向けた注意点(必ず確認を!)
魅力的な制度ですが、キャラクターを使用する性質上、手続きには慎重さが求められます。
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① 権利元からの「許諾」が必須 市に補助金を申請する前に、大前提として「キャラクターを使用することについての正式な許可(ライセンス契約等)」を権利元から得る必要があります。「勝手にデザインを作ってから申請する」ことはできません。
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② 事前着手の禁止 他の補助金同様、市からの「交付決定(補助金OKの通知)」が出る前に、業者へデザインを発注したり、お金を払ったりしてはいけません。
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③ 予算上限に注意 この補助金は人気が高く、市の年間予算額に達した時点で受付終了となります。年度の後半(秋〜冬)には予算がなくなっている可能性もあるため、早めの行動が吉です。
須賀川の魅力を発信して、ビジネスを加速させよう
「地域ブランド力活用事業補助金」は、あなたの商品と須賀川市の魅力を掛け合わせ、強力な「ご当地商品」を生み出すための最高のブースター(加速装置)です。
「こんなアイデアがあるんだけど、対象になるかな?」「キャラクターの使用許可ってどう取ればいいの?」といった疑問があれば、一人で悩まずにまずは市の窓口や商工会議所へ相談してみましょう。
須賀川市での創業に関する相談・申請窓口
須賀川市 産業部 商工観光課
〒962-8601 須賀川市八幡町135
TEL:0248-88-9141



